【Jewelランプ】#5 CADでリモコンつくってみた
前回の回路を組み立てて、とりあえず回路が完成しました。
まだプログラムを変えないと動かないので、動作確認は出来てないのですがほぼ大丈夫そう。
形状はここから変わらなそうなので、先にケースを作ることにしました。
今回は3Dプリントで作ったものを型取って複製しようと思っています。
上から見たイメージはこんな感じ
で、3Dデータを作らないといけないのですが、こういうものを作るにはCADというものがいいらしいと聞いたので、フリーソフトを探して作ってみました。
今回使ったのはこちら
フリーの3D CADソフトで、僕が回路を作るのに使っている
こちらのソフトと同じシリーズです。
やることが単純なのでそれほど難しくは無い感じ。
とりあえずこんな感じで回路のパーツを1つ1つ起こして再現してみました。
結構頑張った。
ポリゴンソフトに比べるとやり方が全然違うのですが、細かい調整ができたり、機能が設計に最適化されている感じで使いやすい。
で、こうなって
こんな感じになりました。
そして既にこれを
に発注してあります。
とりあえず1週間ほどで来るらしいので、完成品が届いたらそちらについてまた詳しく書こうと思います。
【Jewelランプ】#4 基板を小型化
結構前にランプ用の回路を作っていましたが、
参考 : "デザフェス用ステンドグラスランプ回路ひとまず完成"
これを今回ランプ用に小型化させました。
回路はこんな感じ
3つに分けて小型化することにしました。
右下がステンドグラスに埋め込む回路で、左の2つがコントローラー用です。
で、プリント基板にしたのがこんな感じ
結構小さくなりました。
まだ、実際に動作確認は出来てないので、これからパーツをつけて動かしてみます。
【Jewelランプ】#3 ランプシェード部分完成
作業が一気に飛びますが、前回ガラスのカットまで進んでいたランプのシェード部分が完成しました。
あのあとガラスを削って形を整え、コパーテープを巻いて
テープで型に固定してはんだ付けしました。
こんな感じで横方向に1周させて固定していって、2つに分けて最後に合体させたのですが、縦に割ったほうが楽かなという気がしました。
で、完成品がこちら
ええやん。
濃い部分はトランスペアレントでもギラギラしなくていい感じ。
色の薄いところはちょっと眩しいかな。
もう1つオパールセントでも作って、比べてみようと思います。
さて、これでまだ完成ではなく、次回からはこれを元に回路とリモコンの作成をしていきます。
ランプベースとガラスサンプルを色々買いました
今後のデザイン作業用にランプベースをいろいろ買ってみました。
デザフェスに出品するものは値段を下げたいので、2~4000円くらいのなるべく安いものから選んでいます。
まあそれでも価格に上乗せになってしまうので、デザフェスにしては結構値段高くなっちゃうかも・・・
ちなみにこちら、ランプベースって意外とお店で売っていないので、いつも作り方の参考にさせて頂いている達風さんの通販で買いました。
ちょっと今見てびっくりしたのですが、先週見て注文したとき、PDFのカタログでの注文で正直見にくかったんだけど、普通のカート式の注文方法にになってる!
これは助かります。
こちらのサイト、ステンドグラスの作り方の数少ない情報源なのですが、動画つきでとても分かりやすくまとめて下さっています。感謝感謝。
いくつか会員限定という記事がありますが、500円くらいで見れるので感謝の意も込めて今回一緒に登録してみました。本買うより全然いいよね。
はんだ付けの記事がとてもためになるので、それだけでも価値があると思います。
それと、ガラスのサンプルというものが売っていました。
毎回お店に行ってデザインと見比べながらガラスを選んでいましたが、家で選べるのはとてもうれしいので、とりあえず比較的リーズナブルな3社のガラスサンプルを買ってみました。
左上 : スペクトラム
右上 : ココモ
下2つ : ブルズアイ
このサンプル見てるだけでも楽しいので、もっと色々欲しくなってしまいそう。
【Jewelランプ】#2 さくっとガラスカット
平日はあんまり作業できないのですが、追加のガラスも買ってきて、ガラスのカットは終わりました。
直線だけなので、40ピースくらいだと結構簡単。
なるべくカットだけできれいにしたいのですが、まだむずかしいな。
このあとのルーター作業頼りになってしまいます。
今回全部トランスペアレントのガラス使ってます。
LEDの回路とかが見えてしまいそうなので、オパールセントのほうがいい気がするのですが、今回のは量産前の試作なので、ちょっと実験。
ライトがコンパクトなLEDで融通が利くので、トランスペアレントでも光の当て方工夫すれば案外いけるかなと思って。
サクサク進めていこう。
【Jewelランプ】#1 ステンドグラス型と型紙完成
分かりやすく制作日誌は番号つけることにしました。
今回のは宝石っぽいモチーフにしようと思ってます。
あんまりごてごてと"The 宝石"って感じは嫌なので、抽象化したデザインにしましたが。
とりあえず、前回の型作りのやり方で、厚紙を使ってしっかりした型を作りました。
後ろのはサイズ決めるために作った試作。
最初のが異常に大きかったのでだんだん小さくしていきました。
やっぱり実物で見ないとサイズ感分からないね。
紙は0.7mm厚くらいかな?
撮るの忘れたけど、真ん中あたりに断面図で印刷した紙を一枚はめ込んであって、かなりしっかり出来ました。
印刷なので、同時にガラスカットのためのパーツの型紙も出来ちゃいます
せっかくなので何パーツか切ってみました
サクサク進んでいい感じ。
今回は40ピースです。
ちょっとガラス足りないから買ってこないと。
BlenderとペーパークラフトAdd-onでステンドグラスの型をつくる
今回からはデザフェスに向けて、新しいステンドグラスの作業です。
前回、型を作らずに空中接合っていうのを試してみて失敗しているので、今回はちゃんと型を作ろうと思います。
とりあえず今回は面がパキパキしたデザインの予定なのでBlenderという無料の3Dソフトで、形状のデザインをつくってみました。
さてこれをステンドグラスの型にするには立体に起こさないといけないのですが、今回はこれを使ってみます。
こちらBlenderのAdd-onで、選択したオブジェクトをペーパークラフトの展開図として出力してくれるものです。
参考にさせていただいたのはこちらのサイト
CGrad Project Blog » アドオン:Paper Model
Add-onのページにBlenderのバージョン2.66って書いてあるので一応それでやってみたら、僕の環境だとなぜかエラーが出てだめだったので、最新のBlender 2.71でやったらちゃんとできました。
出力されたデータを印刷したのがこちら。
おおー、超簡単に展開図が出来ちゃいました。
デザインによりますが、使えるケースでなら強力です。
これをペーパークラフトの要領で組み立ててみました。
これはただの印刷用紙ですが、上下にふたをすれば意外と丈夫で、厚紙で作ればちゃんと型になりそうな感じです。
今回せっかくなので、のりしろを使ってのりで止めましたが、のりしろを切っちゃって、テープで止めたほうが楽だし丈夫かも。
次はそれでやって実際に使う型を作ってみます。