Unite Japanに行ってきました
昨日今日はUnityのイベント、Unite Japan 2014に行っていました。
気づくと3年連続で参加してます。
その中で興味深かったセッションと内容をざっくりと。
・基調講演
Unity 5の紹介など。
物理ベースシェーディングとライトマップの標準サポートがいい感じでした。
あとリアルタイムグローバルイルミネーションとか、ビジュアル周りにうれしい機能がいろいろと。
・誰でも出来る! MayaLT を使った Unity アセット制作ワークフロー
主にAudodeskの123D CatchってWebサービスの解説でした。
MayaLTどこいった。あんまりでてこなかった。
でもこれすごいです、フィギュアの写真をぐるっと360度、40~120枚撮ってWebで送ると、そこから超ハイポリモデル(テクスチャ&UVつき)を作ってくれるという。
しかも結構ちゃんとしたモデルになってた。
1モデルごとにお金かかるみたいだけどそんなに高くないみたい。
・Mecanim 徹底解説 2014
Mecanim便利ですな。
実はあんまり使ったことないんだけど、UIのアニメーションとかでも簡単なのならC#じゃなくてこれでやっちゃってよさそう。
Unity5でさらによくなるみたいです。
・自分だけの Unity GUI を作ってみよう
ついに来ました!標準サポートGUIシステム!
今までNGUI使ってましたが、結構よさそうなので乗り換えられるかも。
今ノンゲームアプリ作ってるのですが、作り直しかな。
Mecanimとの連携が簡単みたいで、細かいアニメーションとかトランジション付けが楽になりそうです。
・Unity によるオーディオ・ビジュアル・アートの試み
UnityでMidi使ったり外部ツールと連携したり、個人的にタイムリーにありがたい情報。
スピーカーの高橋啓治郎さんが作った便利なNativePluginも公開してくれていて、すごいよかった。
健忘録に、セッションで出てきたNativePluginのURL
https://github.com/keijiro/VJ01
https://github.com/keijiro/MidiJack
MidiBridgeというのもあったはずだけどみつからない・・
https://github.com/keijiro/unity-osc
https://github.com/keijiro/Reaktion
https://github.com/keijiro/Funnel
https://github.com/keijiro/Symon
・Houdini Engine とプロシージャルモデリング
Houdiniすごい!
ソフト自体は知っていたのですが具体的にどんな感じかは知らず、デモを見て一目惚れ。
プロシージャルにモデリングっていう考えがすごい好きです。
でも一番安くて24万弱・・・欲しいけどつらい・・・
非商用限定でApprentice Editionっていうのがあるみたいなので、とりあえずそれ触ってみようかな。
OTLっていうプロシージャルモデリングデータをUnityでも使えて、Unity上でパラメーターをいじってモデルをコントロールできるそうです。
OTLファイルはOrboltってサイトからも落とせるらしい。
・Unity for PlayStation®Mobile ― 詳細技術プレゼンテーション
これが意外と良かった。
Unity for PSMはPSM上では動かさず、独自で組み込んだそうなので、Nativeとほぼ同じ速度で動くそう。
しかもAndroidは非対応でVita専用らしいんだけど、逆に考えるとAndroid互換考えなくてすむということ。
さらにPro版書き出し無料なので、Unity Proだけ買えばPro機能でパブリッシュができるという。
なにか作ってみようかな。
おみやげに今年もUnityマグカップくれました。