デザフェスでクレジット払いに対応してみた
私の作品がデザフェスにしては価格が高めなので、今回はクレジット払いに対応してみました。
結構簡単だったので、興味ある人のためになんとなくまとめときます。
べつに回し者じゃないよ!
今回使ってみたのはSquareというサービス。
大本はアメリカのサービスでTwitterの創業者の一人が作ったもの。一番有名そうだったのでこれにしてみました。
サイトからアカウントを作って、振込み用の銀行口座を登録すると1週間くらいでこんなリーダーが送られてきました。すごい簡単。
で、Squareのアプリがあるのでダウンロードしてアカウントでログイン。あとはスマホのイヤフォンジャックにこのリーダーを差すだけでもうクレジット払いが出来るようになります。
金額を入力してカードをシュッとやるとスマホにこんなサインする画面が出るので、手書きでサインして支払い完了。
大体次の日には口座に振り込まれてました。
導入の費用は0で、支払いがあった場合に初めて手数料で3.25%引かれるだけなので、高価な作品を取り扱っているなら念のため用意しておいてもいい気がします。
実際今回は出番なかったのですけどね…
クレジットの導入は敷居が高そうに思っていたのですが、やってみたらすごく簡単だったのですごい時代だと思いました。
最近は色々な技術が個人レベルに落ちてきているので、うちでも積極的に試していきたいなと思っています。
ではでは。
デザフェスvol.41出展しました
だいぶご無沙汰しておりますが生きてます。
そしてまた事後報告ですが先週末のデザインフェスタvol.41に出展していました。
これは2日目の最初に撮ったので1つ売れてますが、作品は4つ持っていきました。
ここのところデザフェスに向けて新作を作ろうとしていたのですが、色々壁に当たり、試行錯誤しているうちにこちらの更新がおろそかになってしまいました。
なので結局デザフェスは前回と同じ作品になっています。
ちなみに作ろうとしていたものが、
・天気で色の変わるランプ
・Midnight Comfortのパート・ド・ヴェール版
の2つだったのですが、こちらは次回出展するときまでに完成させて持っていきたいと思います。
さて、今回のデザフェスでの試みですが、
・オンライン販売に対応したのでそちらも伝える
・作品を展示しているだけだとどんなランプなのか(暗くなると自動で点くとか)伝わらないので動画を用意して会場で流す。
・作品が高額なのでクレジット払いに対応
というような部分を変えてみました。
で、それぞれ効果ですが
・オンライン販売→とても好評
問い合わせも多かったので良かったです。値段も高く、持ち帰るのも大変な作品だったので、オンラインで考えて下さっていた方が多かったようでした。
その代わり会場ではあまり売れなかったのですが、こういう作品の場合デザフェスは作品展示の場として考え、後で買ってもらうと割り切るのは良いかなと思いました。
・動画→誰も見ない!
正直これはあまり意味がなかったです。動画が1分半とかあったのも良くないのですが、デザフェスの会場だとお客さんは歩きながら見られるので、一目で内容が伝わらない動画だとなかなか見てもらえない感じでした。
これはだめだと思って2日目はこのようなPOPを作って置いておきましたが、こちらの方が普通に伝わっているようでした。
・クレジット対応→出番はなかったけど "?"
今回オンライン販売も同時にしていたため、そちらで事が済んでしまったようで出番はなかったのですが、前回オンライン販売をしていなかったときにはクレジット対応の問い合わせも結構あったので、一応用意しておくのは良い気がします。
後日記事も書こうと思いますが、結構簡単に用意できてコストもかからないので。
そして何よりの問題が
作品の種類が少ないこと
前回もそうで今回何とかしたかったのですが、作品の種類が少ないとぱっと見で全部目に入ってしまうので、なかなか止まってじっくり見てもらえないですね。
次回はちゃんと作品を用意できてから出展を検討したいと思うので、秋は一度スキップして次の春のデザフェスかなと思っています。
もう少し安くて気軽に買える作品も作れたらいいな。
とりあえずこれで少し落ち着いたので、これからたまっている記事をアップしていこうかと思うので、今後ともよろしくお願いします。
今回出展した作品もdクリエイターズさんの方に出品しておきましたので、こちらもよろしくお願いします。
Intel Edisonはじめました
今作っている作品はmbedでプロトタイプを作っていたのですが、wifi接続をさせたくなったので最近発売されたIntelのEdisonを試しています。
まだやりたいとこは出来ていないのですが、苦戦しつつも動かすことが出来たので嵌ったところを書いておこうと思います。
ちなみに環境はWindow7、EdisonはBreakout Boardです。
・ファームウェアアップデートが途中で止まる
Edison ハードウェアについて (Breakout Board 編) — Edison-Note 1.3 documentation
こちらの手順を参考にEdisonをアップデートしようとしていたのですが、アップデート中に”ネームサーバーがどうのこうの”(すみませんメモしていませんでした...)みたいなエラーでとまって何度やってもだめでした。
どうも何かが足りていなかったようで、
インテル® Edison 初期化&ファームウェアアップデート(windows) | Edison Lab (エジソン ラボ)
こちらのStep1の通りのものを入れてからもう一度やったらエラーが出ずにアップデートすることが出来ました。
逆にEdison Labさんの方を最後までやっても同じエラーで止まってだめでした。
詳しいことはよく分かりませんが、とりあえず合わせ技で何とかなりました。
・XDKでEdisonにつながらない
XDKを使っていざEdisonに書き込もうとしたのですが、”Error: connect ECONNREFUSED”というエラーが出て繋がりません。
こちらはEdisonにパスワードを設定したのが原因だったようで、まず接続先を選ぶ"IoT Device"から"[+]Add Manual Connection"を選ぶとこのダイアログが出てきます。
AddresにEdisonのipアドレスを入れて
Use secure connectionにチェックを入れ
User NameとPasswordにそれぞれEdisonの情報を入れると接続できました。
・秋月のピッチ変換基板を使いたい
嵌ったというわけではないのですが、先日秋月電子に行ったところこんなものが売っていました。
Breakout Boardだとピンが裏面に集約されてしまっていてちょっと使いづらいのですが、これなら簡単に刺せるのでプロトタイプには便利そう。
しかもXDKだとwifi越しにプログラムを書き込めるのでusbなども必要なく、この基板とEdison本体だけで完結できます。
ただ、接続方法が良く分からなくて困っていたのですが、秋月のサイトにこんなPDFがありました。
この電源部分の通りに1,5番ピンに3.3V、2番ピンにGNDを接続したところきちんと動かすことが出来ました。
このシリアル通信でファームウェアアップデートもできるのでしょうか?
出来るのなら本体とこの基板だけ買うという選択肢もありますね。
ちなみにEdisonのIOピンは電圧が1.8Vしかないので、使うピンは
これを通して電圧の変換をしました。
使い方は簡単で
p1:VCCA に1.8V(秋月基板のp4)
p20:VCCB に3.3V(秋月基板のp3)
p10:GND にGND
を繋げてあげると、
EdisonのioピンからA0-8に入力した1.8Vが、3.3VになってB0-8の対応するピンから出て行きます。
さらに出力電流が弱いのでトランジスタで増幅してやっとLEDがつきました。
とりあえずここまでくれば普通のことは大体できそうです。
ただ、今回やりたいのはSPIでLEDドライバICのTLC5940に繋ぐことなのですが、XDKでのSPI関係の情報が全然無い…
誰か教えてください…
【練習】 パート・ド・ヴェール試してみました
ここのところ電気窯を使って色々と実験をしているのですが、前々からやってみたかったパート・ド・ヴェールという技法を試してみました。
そもそも窯を買った一番の理由がこれをやってみたかったからなのです。
パート・ド・ヴェールとは石膏で作った型にガラスの粉を詰めて焼くことで、色々な形のガラス作品が作れるというもの。
古代メソポタミアで生まれたものの、吹きガラスによって衰退した幻の技法だそうです。
…とか言うとかっこいいですが、情報が少ないのでネットと本を頼りに色々と失敗しながら試行錯誤しています。
今回はそんな試行錯誤の様子です。
とりあえず部屋にあった適当な型にワックスを流し込んで形を作ってみました。
で、これに油粘土でかさ増しをします。
そしてこのまま、まるごと石膏で型取りです。
粘土を抜いて、ワックスを溶かし出すとこんな感じの型が出来ます。
ここにガラスの粉を入れていきます。
グラデーションにしたいので、少しずつ色の比率を変えて混ぜながら層にしてあります。
ガラスにしたいのはワックスだった部分だけなのですが、溶かす前のガラスはかさが多いので、その分のために油粘土で器を大きくしています。
これを窯に入れて焼くこと12時間くらい
こんな感じになりました。
石膏型は抜けないので、基本毎回壊して使い捨てです。
型からはずして洗ったものがこちら
おおー、綺麗にグラデーションが出来ました。
本来はこのあと磨きますが、実験なので今回はとりあえずここまで。
パード・ド・ヴェールは手順が多くて大変ですね。
まだ分からないことが多いので試しながらですが、好きな形が作れるのは楽しいです。
実験しながら色々作ってみようと思います。
デザフェス41参加します!
今作っている作品が間に合いそうな感じなので、5月のデザフェスのキャンセル待ちに応募したところ、無事通過して出品することになりました!
暗い方のブースなのですが、前回も友達がキャンセル待ちでさくっと行けていたので、こっちは割と行きやすいのでしょうか。
デザフェスのキャンセル待ちは先着順なので、抽選の通常応募より確実だったり?
まあ運が良かっただけかもしれませんが。
とりあえず受かったのは嬉しいですが、これから5月までまた準備を頑張らないとです。
ちなみに今作っているのはこんな感じ
まあまだプロトタイプ段階なのでよく分からないものになっていますが、最終的には今回もガラス作品になります。
もう数ヶ月もすれば形になっていると思うので、デザフェスにいらっしゃる方はぜひぜひお楽しみに。
ではでは。
電気窯買いました+初フュージング
えー、年末も年末、今年も最後ですが、色々やりたいことがあったのでついに電気窯を買ってしまいました。
高い!でかい!
中はこんな感じ
で、せっかくなのでフュージングという、ガラスを溶かしてくっつける技法をやってみました。
実験なので色々なパターンで試してみてます。
窯を稼動させること8時間+室温に下がるまで5時間くらい。
結構かかりますね。
出来たのがこちら
色々予想外!
(右下のはその上のと同じパターンだったので焼く前に裏返しました)
それぞれこんな感じ
ダイクロガラスっていう特殊なガラスと普通のガラスの2枚サンド
左がすごい綺麗にできた。
これもダイクロだけど左はすごい凸凹したものを使ったら横に隙間が出来てしまいました。
右もダイクロなんだけどものによって全然違ってて、これはあんまり目立たない。
これが問題
両方とも同じように1枚の透明ガラスの上に、2枚の半分の色ガラスをフュージングさせたもの。
違うのが左だけ金色の粉を挟んでみたら、なんかくっつかずに粉があふれ出してた。
うーん、よく分からないけどそもそもあんまり綺麗にならなそうかな。
まだまだ良く分からないので実験しながらですが、窯があると他にも色々な技法が出来るので来年は一通りやってみようと思います。
それでは良いお年を。
IKEA家具を改造して作業ブース作る 後編
作業ブースの続きです。
前回で大枠は出来たので、細かいところを作っていきます。
粉塵が漏れないように、隙間をスポンジで埋めて
穴などはテープを被せます
で、次に目をつけたのがこれ
EXPEDITの中に入れていた、引き出しユニット
ここからレールのパーツを取り出して、自分で引き出しを作ることにしました。
これだけ分解して再利用
引き出しはなるべく軽くするためファルカタで
組み合わせてこんな感じに
レールをつけて、あまってたKALLAXの板を切って前面に使用
引き出しできたー
次は撮影関係です。
白布に棒を通して、さらにハトメで補強したものを作成
これを吊るせば撮影ブースに早変わり!
こんな感じで撮れました。
そしてブース全体の完成品はこんな感じになりました!
さらにカーテンも取り付けたので、閉めて作業すれば粉塵も漏れない!
レールはこれを使い、カーテンを使わないときは側面に持っていって邪魔にならないようにしてみた。
外周に沿って90度曲げたけどちゃんとスムーズに動いててすごい。
下はこんな感じで工具とか収納できます。
・総評
想像以上に使いやすくなりました。
日ごろそこそこ大掛かりな作業をするけど部屋が狭いという人には、これはかなりオススメ出来ます。
広さも十分だし、好きに拡張できるのでこれからもちょっとずつ改築していく予定。
KALLAX使えば簡単に丈夫な大枠になるのでそんなに難しくは無いと思います。
とりあえずこれで作業環境が整ったので、色々作品作っていきます。